解体を考え始めたら、まず確認する4つのこと
建物の解体には、工事費だけでなく、建物の状態・道路条件・残置物・石綿(アスベスト)調査・必要な手続きが関係します。見積りを依頼する前に、基本を押さえておきましょう。
① 解体費用は何で変わる?
解体費用は、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造などの建物構造、延床面積、立地条件、道路の幅、重機の使用可否などによって変わります。
さらに、基礎や地中埋設物、残置物の量、石綿含有建材の有無、廃棄物の分別・搬出条件も費用に影響します。
見積り時の確認点:仮設養生・足場、建物本体、基礎撤去、廃棄物運搬処分、整地、付帯設備の撤去がそれぞれ含まれているか確認しましょう。
「坪単価」だけで総額を判断するのは避けましょう。正確な金額には現地確認と工事項目ごとの見積りが必要です。
② 解体工事の基本的な流れ
- 相談・現地調査:建物の構造、面積、隣地との距離、搬出経路などを確認します。
- 見積り・契約:工事範囲、追加費用の条件、工程、支払い条件を確認します。
- 事前調査・届出:石綿調査や建設リサイクル法に関する手続きなど、必要事項を確認します。
- 着工準備:電気・ガス等の停止調整、近隣への周知、安全対策を行います。
- 解体・分別・搬出:法令や現場条件に従い、廃棄物を適切に分別・処理します。
- 完了確認:敷地の整地状態や工事範囲を確認し、必要な書類・手続きを整理します。
③ 解体業者を選ぶポイント
- 工事に必要な建設業許可または解体工事業登録等を確認する
- 見積書の対象範囲と追加費用が発生する条件を確認する
- 石綿調査・廃棄物処理・近隣対応について説明を受ける
- 工期、損害への備え、工事中の連絡窓口を確認する
価格だけでなく、工事内容の説明が明確か、質問に具体的に回答してくれるかも判断材料になります。
④ 解体前に確認する手続き
石綿(アスベスト):建築物の解体・改修では、法令に従った事前調査が必要です。一定条件に該当する工事は調査結果の報告なども必要になります。
建設リサイクル法:対象建設工事では分別解体や再資源化、事前届出などの義務があります。対象となる工事の条件は、自治体・発注内容に応じて確認してください。
その他:ライフライン停止、近隣への案内、家財や残置物の整理、解体後の建物滅失登記等についても、事前に確認しておくと安心です。
法令・届出の最新条件は行政機関の公式案内でご確認ください。右側の「公式・専門サイト」から関連情報を確認できます。
よくある質問
見積り前に何を用意すればよいですか?
所在地、建物の用途・構造・おおよその面積、希望時期があると相談がスムーズです。図面や現況写真があれば役立ちますが、なくても相談できます。
古い建物なら必ずアスベストがありますか?
建築年だけで含有の有無を確定できません。必要な資格等を備えた調査者による適切な事前調査が重要です。
解体工事の相談だけでもできますか?
はい。工事時期が未定の場合や概算費用を知りたい場合も、ご相談いただけます。
相談受付:解体・産廃NEWS/相談対応:株式会社アクアホーム。見積り金額や対応可否は個別の条件を確認してご案内します。
